夏休みの宿題で一番大変なのは読書感想文と自由研究ではないでしょうか。
自由研究は必須じゃなくても、読書感想文は必須の学校が多いですよね。
読書は大事です。本を読むのは好きだけど、感想を書くのが苦手って子もいるでしょう。
実際に我が家で試した方法です。
目次
表紙絵から好きな本を選んで購入しよう
低学年でしたら、書店に並んだ課題図書の本の中から、好きな表紙絵を選びましょう。
タイトルや内容も大事なんですが、導入文として 表紙絵がどう気になったのか書けるからです。
どの本も興味を惹かせる絵となっています。
ついつい、字が大きかったり、ページ数が少ない本を選びがちです。
早く読めちゃうからね。
でも、意外に早く読めちゃう本のが書きにくかったりするんですよ。
その時に、『そっちより、こっちのが書きやすいんじゃない?』
なんて、ついつい口を挟んじゃいそうですが、直感で選んだ本を購入しましょう。
えー、課題図書って高いし、1回しか読まない。
別に買わなくても 図書館で借りてこればいいんじゃない?
って思っちゃいますよね。
できたら、低学年の最初は思い切って購入しましょう。
もったいないから、親子で一緒に読みましょう。
課題図書は、選りすぐりの本なので良い作品が多いです。
是非、親も一緒に読んで、たくさん会話しましょう。
と言うのは、課題図書は図書館だと、なかなか借りられません。
順番待ちが多いです。
ある日、電話がかかってきて、取りに行って一週間で返却。
夏休みで予定があって忙しかろうが返さないといけません。
時間の余裕を持って、じっくりと読んで書くことが大事です。
自由図書でも良ければ、買わなくても図書館で何冊か借りてきて、一番書きやすい本を選ぶといいですね。
親子で一緒に読もう。聞き役になろう。
ママもたまには一緒に読書をしてみましょう。
ママも読んでる本だと、喜んで たくさん話してくれます。
読書感想文を嫌いな宿題から楽しい宿題に少しでも変えよう。
ママは感想を言うのではなく、ひたすら聞き役になりましょう。
先入観を持たせたらだめです。どう思った?って聞くのはOK。
会話しているうちに 気付くことが多いんですよ。それも感想文に書く内容のきっかけとなります。
読みながら本に付箋をしよう
気になった個所には、どんどん付箋をつけさせます。
なんとなく、読み飛ばさず、気にしながら読ませることが大事です。
可愛い付箋を渡すと喜びますよ。
これは、数年前の小学生の高学年の課題図書です。
表紙絵から娘が選んだ本。今でも付箋だらけにしています。
我が家は最近でも購入しています。普段は買いません。
市の図書館で月10冊ペースで借りています。
でも、夏休みぐらいは ちょっと奮発して購入してます。
もったいないから私も読みます。高学年だと さすがに会話は減りました(^▽^;)
この本、読見応えがありましたよ。素晴らしい本です。
知ってますか? 映画化されました。
全世界800万部、シリーズ累計1,200万部を記録した大人気の本です。
聞いてみよう。メモしよう。
読み終わったら、なるべく間をあけないうちに取りかかろう。
下書きまで行かなくても、忘れないうちにメモをとりまとめるところまでやっちゃおう。
読むことで半分終わった気になっちゃうけど忘れちゃったら意味ないですからね。
いろんな感情がわいているうちに、それを書き留めよう!
と言っても闇雲に書くのは難しいので、いくつかの質問に答えながらメモをしていきます。
これは読書感想文だけじゃなくて、作文にも有効です。
もちろん、質問以外にも書きたいことを思いついたら、どんどん追加していこう。
ちゃんとしたノートじゃなくてもいいです。画用紙でもいいですよ。
〇の中に箇条書きのように書いてもいい。
無理に答えなくていいし、答えは、いくつでもOK。
質問例です。本の内容に合わせて変えて下さいね。
- どうして、この本を選んだの?気になったところは?
- 表紙絵から、どんな内容を想像した?
- その想像とはあってた?違ってた
- 登場人物で誰が一番気になった?誰が好き?
- 自分と似たところはあった?
- 自分と違うと思った点は?
- もし、自分がその立場だったらどうしたと思う?
- 心に残った会話や言葉はあった?
- 一番、びっくりした場面は?
- 一番、面白かった場面は?
- 一番、悲しかった場面は?
- 登場人物にかけてあげたい言葉はある?
- この本を読んで、自分が変わろうと思ったことはあった?
- 読み終わった時にどう思った?
メモを繋ぎあわせて下書きしてみよう
そして、原稿用紙に実際に下書きしていきます。ここからが、子供の頑張りどころですね。
先程書いたメモを切ります。好きな形でいいよ。ハート型でも。
そのピースを繋ぎ合わせてみます。感想文っぽくなるよ。
大まかに分けると
本を選んだきっかけ ⇒ 心に残った場面や言葉について ⇒ 読み終えて自分がどう変わったか。
メモの言葉をもっと具体的に修飾しながら書きます。
改行もきちんと入れて、会話は「」をつけて改行しよう。だいたいの字数がわかります。
足りない時は、あらすじを絡めつつ繋ぎます。
あらすじだらけは良くないけど、あらすじっぽくなっちゃうよね。
上手に感想をつけていきましょう。
親が手伝っていいの?
これ、周りのママ達と話しました。みんな少しは手伝っていました。
手伝ったのに選ばれちゃったと話しているママもいました。
選ばれたら焦るよね(^▽^;)
『手伝ったんですけど』って正直に担任に話したら『わかってます』って言われたそうです。
少しは手伝ってること、先生も理解しています。
ただ、必要以上に口を出すと伸び伸びとした子供らしい感想文じゃなくなっちゃいます。
文章が多少おかしかろうが、なるべくそのままで、訂正せず提出しましょう。
明らかな誤字や同じことを繰り返している箇所だけ訂正しました。
赤ペン先生のように訂正しまくったら、子供が自信なくしちゃいます。
書き方の流れを教える感じですね。
書き方のルールだけは教えよう
清書をする前に確認します。この決まりですが、学校からの指定があれば それに従いましょう。
タイトルと名前の書き方、一列あけるとか、一行あけるとかです。
最初、ネットの情報通りにやっていたら、学校のしおりと違ってたんです。
学校側に合わせないといけません。
段落の最初は1字下げる。一番上に句点。読点、かっこ「」を書かない。最終マスに入れる。
これぐらい教えれば十分です。
清書はじっくり少しずつ
下書きをそのまま写すだけなんだけど慣れてません。
行がズレたりするんですよね。時間がかかるものです。
焦らせないことです。ゆっくり見守りましょう。
ブロックごとに分けて、まずはここまで書いてと。
この行で終わるはず。そんな風に少しずつチェックしてあげましょう。
一気に書いちゃうと修正が大変になります。
消しゴムで真っ黒になり、見にくくなったり書き直しになります。
作文や読書感想文の書き方の本のおススメ
類語辞典で表現力をあげよう
小学生低学年は、まだ言葉をたくさん知りません。
すごい。面白い。楽しい。悲しい。同じような言葉を繰り返します。
表現力が少ないことで、文章が短く単調になります。
言い換えれば、表現力が豊かになれば文章が長くなります。
伝わりやすくなります。たくさんの言葉を知ることが作文がうまくなるコツです。
私は、ブログもですがライティングの仕事をしています。
このサイトをまとめなさいと指示されても、コピーをしてはいけません。
オリジナルの文章に変える時、類語を考えます。
この技術を小さい頃から身につけると、その後の人生、書くということで有利になります。
大人が見ても面白いですよ。
子供が作文や読書感想文を書く際に参考になる本
ドラえもんの国語おもしろ攻略 読書感想文が書ける (ドラえもんの学習シリーズ)
ドラえもんの学習漫画シリーズの作文、読書感想文はとてもわかりやすく、子供でも読みやすいです。
親が子供に作文を教える時に参考になる本
親が読む本なんです。一時期どう教えていいのか迷って購入しました。
これ、おススメです。自分が文章を書く上にも参考になりました。
作文の通信講座もあります。親が教えても反抗的な場合は利用するのも1つの方法ですね。
齋藤孝先生はメディアにもよく出ていますよね。
我が家、本が何冊かあります。
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でも、学年が上がるにつれて 慣れてきます。嫌いにさせないことが大事ですね。
普段から本を読むことも大切です。