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ツイッターSNS規制・再発防止策|未成年の使い方・危険性とサポート

残忍な事件で報道から目をそむけたくなります。今日は、朝から被害者の顔写真がテレビで流れていて、何とも言えない気持ちになりました。

今回の事件は、通りすがりであってしまった事件ではなく、特殊な経緯がある。たくさんの詮索される。実名と卒業アルバムと思われる写真。許可を取っているのでしょうか。毎回思う。卒業アルバムやめましょう。

政府の再発防止策発表

被害者、遺族の気持ちは、どうなんだろう。周りの人たちのインタビュー、そのあたりの是非も問われる気がしますが、今日のニュース、政府が、この事件を受けて、ツイッター規制の検討を発表しました。重大な事件で、政府が動く展開となっています。

 

菅義偉官房長官は席上、「各閣僚がリーダーシップを発揮し、関係省庁連携の下に政府一体となった対策強化を行い、再発防止を徹底したい」と強調。菅氏は、(1)事件の全容解明と関係省庁の情報共有(2)自殺に関する不適切なサイトや書き込みへの対策強化(3)インターネットで自殺願望を発信する若者の心のケア対策の充実―を指示した。

出典:時事通信社

10代の女の子が何人も被害者となっています。10代の娘を持つ1人の母親目線で、思ったことを書いてみます。

何が悪いって、犯人です。これがなかったらと議論が起きますが、犯人がすべて悪いのです。じゃあ、何を取り締まり、どうやったら、防止できるのか。

ネット上の掃き出し場所の必要性

確かに、ツイッターがなければ、起きなかった事件です。スマホ、タブレット、パソコン、ネット環境がなければ起きなかった。スマホで連絡が取れなきゃ起きなかった。昔なら、起きない事件が今は起きます。きっかけとなります。

とても、便利な時代です。情報収集、情報拡散、自分の意見の発信が簡単にできます。簡単に人と繋がれます。DMで、1対1でやりとりができます。少し前には知らなかった人と突然親しくなれます。

私も利用しているので、わかります。でも、子供にはやらせたくないですね。高校生あたりまで、させたくない。そこに救いを求めてほしくない。個人的には、年齢で規制ができるなら、それもいいと思う。

でも、知らない人だから、気軽に話せたんでしょう。自分の悩みを打ち明けたんでしょう。これ、逆に思いとどまり、勇気をもらうこともあったと思う。要は、利用者次第。結果論となってしまう。

安易に、その場所も奪ってしまうことが、防止策となるのか。わかりません。

まず、その年齢。みんな若いです。10代が含まれています。15歳の子がいる。まだ、多感で幼いですよ。報道では、自殺するようには見えない。普通の子だったと言われています。けど、この子達なりに、ものすごく悩んだんでしょう。夏休み後、親には言えない、心の闇があったんだと思います。

ツイッターは、リアルで簡単に呟くことが出来ます。『死にたい』そんな風に、公に発信することが出来る場所となっています。そこに付け入られる結果となってしまった。いじめがきっかけで長くひきこもることになった女性もいる。お兄さんが心配して解決につながった。それぞれの家族が探していてた。心配していた。命をもっと大切にしてほしかった。

今回の事件は、ツイッターでのやりとりの危険性の警告とはなったと思う。けど、自殺したいと書き込んだら規制。自殺を誘導する書き込みがあったら規制。それだけじゃ、そう思っている人達は救われない。どうして、自殺したいと思ったのか、相談する人、場所がなかったのか。希望を持てる方向にもっていけなかったのか。

その根本の対策が必要だと思う。もちろん、いじめだけが原因ではないと思うけど、学校、社会でのいじめはなくならない。学校が社会が楽しければ、そんな風に思わない。そこにつけいった。誘導した卑劣な犯罪です。

若い年齢層のSNSの利用のサポート体制

若者たちがたくさん悩んでいるんだと、今回の事件で思った。どうか、希望が持てる社会になってほしい。子供達が早くからスマホを持つようになってきている。未成年なら、まだ、周りのサポートがいる。

SNSの使い方、危険、命の大切さ、いじめというものが、どれほど、その後にも影響を与えるのか、人を傷つけること、その痛みをもっと教えるべき。優しさ、思いやりを。命を絶つということが、どれほど周りを悲しませるのか。自分だけの命ではないことも。周りも、手を差し伸べる環境。相談しやすい環境を作ってほしい。

今、辛くても、その先にいいことはたくさんある。まだ、これからだって。本当に辛かったら、そこから逃げてもいい。逃げ道を作ってあげてほしい。命だけは絶ってはいけない。それが一番怖いこと。家庭、学校、教育の場で子供の頃から、教え込んでほしい。ツイッターだけの規制の問題ではないと思う。

相談できる場所

あまり知られていないけどあります。今は、ネットで相談できます。ツイッターじゃくなてもあります。一人じゃないですよ。

参考 悩みや状況を選ぶいのちと暮らしの相談ナビ 参考 いのちの電話の相談方法日本いのちの電話連盟 参考 いきる・ささえる相談窓口自殺予防総合対策センター 参考 子供の人権110番法務省

きっと、いいことあります。これから、いい出会いがあります。あなたのこと必要としている人がいます。