ブログを書いているので、ブログを読むことが好きです。参考になるし、自分の知らない世界を見せてくれるから。
でも、だいたい1ページ読んだら そこまでです。検索して自分の欲しい情報を手に入れたら そこで終わり。ツイッターで気になったら読む。その人の文章に魅力を感じたら数ページ読みます。
営利目的のサイトが多いです。自分自身もそうですが、情報サイトですからね。そこまで読み進めません、難しい理屈が窮屈に感じます。さらっと読んで終わりです。
私は日記を書いているブログが好きです。とりとめもない日常の日記が好きです。泣いたり笑ったり。
昨日、全く知らないジャンルでランキング1位のブログに何故か辿り着きました。興味のない分野で 読むつもりもなかったんだけど、なんとなく1つの記事を読んでみた。
一人の女性が、家族・仕事について書いていたブログです。改行もあまりされていないし、イラストも写真もなく、活字がずらーっと並んでいます。パッと見は読みづらいブログです。
あれから、何時間読んでいただろう。何ページも遡り 止まらなくなった。30年分の人生が書かれていた。今も進行形です。
振り返っているのですが、結婚、離婚、子供さんの病気、孫、仕事のこと、めまぐるしく変わっていきます。たくさんの困難を乗り越えて頑張っている姿、その人の人生そのものが綴られていました。人生の一つの物語がそこにありました。
自分を責めたり、後悔したり、落ち込んだり、イライラしたり、前向きになって頑張ったり、感情の変化もありのままに書かれている。強さも弱さも持っている。
とても人間らしいと言ったら失礼かもしれません。だから、状況は全然違うのに、なぜか親近感を感じます。失敗して、壁にぶつかり、それでも明日が来て、小さな幸せを見つけ、時には大きな決断をして、次々と変わっていく環境。
素の自分の感情を日記で書かれていて惹き込まれるのです。タイトルも文章も よくある名言よりも、たくさんの言葉が心に響きます。
ジャンルとしては重たい、そんな勝手に紹介をしてはいけないので書けないのですが、久しぶりに読み応えのあるブログ、素敵なブロガーさんにに出会いました。
生きているって、いろんなことがあるんですね。ブログの日記って、人生を書き残すことなんですね。何にってわけではないですが、たくさん励まされました。
心が通っている文章は、どんな立派な文章よりも心に突き刺さりますね。人生の先輩、ブロガーとしても、教えられた気がします。まだまだ未熟だけど、頑張っていこうと思いました。ありがとうございました。