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『隣の家族は青く見える』となかぞ最終回カップルごとの感想と名言

最終回が終わりました!

9話までに続き感想を書いてみますね。

まだ見てない方はネタバレ注意です。

『隣の家族は青く見える』9話まで感想|妊活・コーポラティブハウス

小宮山家

苦手だった深雪さんが すごい可愛らしかった♡ 真顔で『イケメン』はツボ(笑)
夫には無関心で見栄ばかり張り プライドが高くて ここは修復無理かと思ったけど違ったんですね。

子供が好きなダンスで優勝。受験もやめていいと。価値観ひっくり返しました。
『失敗することも大切』深雪の言葉がいいですね。

深雪自身が過去のトラウマから解放されました。可愛らしい一人の女性に大変身しました。

小宮山夫のキャラも前回までは自己中心的で非難してたけど、離婚撤回の時にかけた言葉は良かった。
子育てを頑張ったこと、いい子に育てたことを感謝しています。

そして家族と過ごしたかったから退職したと説明。夫と妻としていい関係で やり直そうと。
子供の為とかじゃなくて、二人が好きで一緒にいたいから やり直すという展開に。これなら うまくいきそう。

久しぶりに仲の良い両親に子供達も嬉しそうでしたね。

ちょっと結末に向け 急展開すぎー、現実感ないなぁとも思ったけど、でも一番微笑ましかったです(*^-^*)

亮司とちひろ

事実婚誓約書にサイン。遺言書を書きました。亮太のことを託すと。それが家族の守り方。
ちひろは迷いなくサインしてます。ぶれないですね。

毒親から虐待されて子供を持たないと決めた ちひろでしたが、亮太くんとの関係も変わりました。
子供に対しての考え方が違ったけど、2人が出会えたことに対して幸せだと認識。

ズバズバと物を言い 感情が出やすい ちひろですが、素直でカッコ可愛いい。涙もろいしね。
ラストの結婚式シーン良かったです。

亮太くん、いい子だわー。ちひろとの関係はお母さんなんだけど友達みたいな関係が作れそうですね。

 

ちひろと深雪って、価値観が全く違うようで、毒親の元でトラウマ抱えて似ていて、この二人、ぶつかり合いながらも仲良いですよね(*´ω`*)

このドラマはカップル・夫婦が、そんな相手に出会えて奇跡なんだよって言うのもあるけど、それだけではなくて、この深雪とちひろのような存在に出会えることも、お互いにとって意味がある巡りあわせって感じさせられました。

口が悪いんだけど(^^;) あれだけ核心をついてストレートに伝えてくれる相手って貴重です。

わたさくカップル

ゲイカップルをここまで 微笑ましく観たドラマって初めてかもしれません。
最後、このカップルにもキスシーンあっても良かったのに♡他の3組は合ったよね。見たかったな。

自分を偽らず好きでいて、自分と違う どんな相手に対しても同じように思いやれる朔ってすごいよね。
そんな朔だから、渉ママ、深雪達をも変えた。一人の人として、それだけ魅力的ってことでしょう。

一番恋人同士、カップルとして自然に思えたもの。同性とか関係ないやと。素敵なカップルだった。
渉ママと朔ちゃん、いつのまにそんな仲良しに。息子みたいに可愛がってる。

養子で孫? そんな新しい家族のスタイルもいいのかも。

多様性ですね。

同性愛が子供の教育上良くないって 最初 言ってたけど、多様性こそ 子供の教育に必要。自分達が普通と決め込み、違う人を排除することが 偏見、いじめにもつながる。子供の時から柔軟な考え方でいることが大事。

朔ちゃんは大切なことを周りにたくさん教えましたね。

奈々と大器

手を繋いで歩く二人が幸せそうでした。ハッピーエンドだったと思います。

出典元:フジテレビ番組公式ページ

奈々と大器のラストは現実っぽく描かれていましたね。
赤ちゃんが生れることがゴールではなく、それだけがハッピーエンドではない。

不妊治療をまた一緒に頑張ろう。
自然妊娠した。何年か後に赤ちゃんがいる。
って描いたわけではなく、治療はお休みというラストでした。

治療を中断、お休みすることも勇気のいる決断です。
後から後悔するかもしれない。不妊治療には時間がない。
年齢というタイムリミットがあるからね。

今が頑張り時では。妊娠出来たんだから一度の流産で諦めなくても。
流産後は妊娠しやすいのでは?

そんな意見もあると思う。それぞれが違う感想を持ったと思う。
でも、何が一番幸せなのかの結論を出すのも夫婦それぞれ。

大器のお母さんの言葉が心に響きました。

『嬉しいことや楽しいことは誰とでも共有できるけど、辛いことや悲しいことは一番大事な人としか共有できない。』

 

いい姑さんですね。このドラマで切実に思ったのはこのポイントです。
絶妙な距離感ですよ。ワーワーやかましく お節介なんだけど押しつけがましくない。

ここぞという時だけ助ける。息子だけを庇っていない。甘やかしていない。
孫のことも。それよりも二人の幸せ、息子の幸せを考えている。

世の中の姑さんがみんな、こんなお母さんだったら嫁姑問題はうまくいきそう。

一生一緒にいたいと思えるパートナーと出会えたことも奇跡。
これが夫婦、家族の意味かな。どんな形であっても。

赤ちゃんの存在、それだけが奇跡ではなく、辛いことや悲しいことを共有できる、それほど大切な人と出会えたことが奇跡。幸せなんだよってドラマは伝えていました。

 

不妊治療で傷つき、幸せが壊れてしまうなら 治療は中断。本末転倒。
それを大器から伝えた。

子供がいないのは耐えられるけど、奈々がいないのは耐えられないって言い方が優しく素敵。

『俺のこどもを産んでください』って出会った時に言ったんですよね。その後も温度差があった。
知らず知らずのうちに相手を傷つけることもある。

でも 不妊治療を夫婦として一緒に考えて、乗り越えて 夫として意見をしっかりと言った。
優しいけど少し頼りなかった大器が、包容力を持った理想の旦那様に最後は見えました。

奈々は こんな旦那さんと姑、仕事があって幸せだと思いました。

現実は 望んだものが何でも手に入るわけじゃない。望み過ぎて、今ある幸せを見失わないように。それに気付くことも大事ですね。

まとめ

久しぶりに清々しい気持ちで終われたドラマでした。
どの家庭もシリアスな内容だったけど、明るく前向きに コミカルにも描かれていてバランスが良かった。

セリフが薄っぺらいものではなく心に響きました。
それぞれのキャラが、愛すべきキャラになっていましたね。

不妊治療の現実もしっかりと描かれていた。

家族の形、これが幸せって決まりはない。どの家族もいろいろあって、その中で幸せを見つけていく。
4組のコーポラティブハウスの住民、それぞれが別の形だけど幸せになった。

それぞれの色は違っていい。たくさんの色が揃ってこそ、さらに彩られ楽しいものとなる。
それに気付くこと。そしたら、隣の家族が青く見えたりしない。ということでしょうか。

妊活だけのドラマではなかったですね。

最後に、コーポラティブハウスについて、最終回では共有スペースで結婚式!
確かに和気あいあいとしてて良いなぁと思いました。

この環境だったらね。この今の4組の家庭だったらね。けど、やっぱり現実にはありえんし(^^;) 私は無理かな。

そして、深キョンは可愛かったですねぇ。35歳と言う設定に見えなかった。
実際本人35歳なんだけど(*’ω’*) 体型も理想ですよね。